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「なぜ、働くのか」休学した大学生が見つけた答えとは。

Detail
2019/06/14
コラム

「なぜ、働くのか」休学した大学生が見つけた答えとは。

こんにちは、Beyondcafeインターン生のけいぼーです。

「なぜ、働くのか」

就活生なら、一度はこの問いにぶつかったことがあるのではないでしょう。

ぼく自身も、会社員やフリーランスなど多様な働き方を見ていく中で、この問いについて1年休学して考えていました。

そんな休学の経験と、就活をしていくにつれて、少しずつ「なぜ、働くのか」という問いについて、少しずつ答えを見出せてきました。

「なぜ、働くのか」という問いの答えについて、考えを書いていきたいと思います。

当記事が、少しでも「働く理由がわからない……」と悩む人の参考になれば嬉しいです。

お金のために働くことは決して悪くない

まずはじめに言っておきたいことがあります。

それは、お金のために働くことは決して悪くないということです。

現実的に考えて、生きていくためには絶対にお金が必要です。

ですので、働く理由の1つとして「お金」があげられるのは、おかしいことではないでしょう。

ただ、「なぜ働くのか」というところに疑問を抱いている人は、「お金のために働く」という前提はわかっていて、その上で疑問を持っている人だと思います。

ですので、当記事ではお金以外の観点から、「なぜ働くのか」という問いを考察していきます。

お金があって自由になったら、働かないのか

ここで質問があります。

それは、
「お金も時間も自由になったら、働かないのか」ということです。

想像してみてください。

お金にもこまらず、時間にも困らない。

働く必要もないから、なんにも頑張る必要がない。

最初は楽しいと思います。

自分がずっとやっていたかったゲームをやりまくる、友達と遊びに行きまくる。

それはもう幸せで仕方ないでしょう。


しかし、幸せもつかのま。どんどんとやることが尽きてきて飽きてくることでしょう。

しかも、多くの働いている人々は、急に休みになると「え、何すればいいの?」となるそう。

そんななかで、時間もお金も自由になったら本当に働かなくなるのか?

ぼくはそうは思いません。

ぼくは、大学4年時に1年間休学をしました。

そのとき、インターンをしていたのでそこまでお金には困りませんでしたし、休学していたので時間にも余裕がありました。

しかし、ぼくは決して遊びまくるという選択肢をとりませんでした。

適度に働いて、適度に遊ぶ。

これが一番心地よいバランスだったと確証をもっていえます。

では、ぼくらはなぜ遊びまくれる状況でも、最終的に働くのでしょうか。

ぼくらはなぜ働くのか

生きていけるだけのお金を稼いで、あとは遊びまくる。

そんな生活は別にできなくはありません。

ではなぜ、多くの人がそれでも働くことを選ぶのか。

それは決してお金のためではありません。

私たちは、「働く」という行為を通じて、社会に価値を提供し、社会との接点を作っているのです。

「働く」という行為を通じて、社会の課題を解決する。
「働く」という行為を通じて、社会の楽しさを提供する。

そういった社会貢献をすることで、社会との接点をつくり、自分が社会の一員であることを自覚するために、私たちは時間とお金から解放されても働くのだと思います。

時間とお金から解放されて、働くことをやめてしまったら、自分が本当に社会の一員なのかわからなくなってしまい、ある種の「孤独」を感じてしまう。

「孤独」ってふつうに寂しいじゃないですか。(笑)

もちろん、「働く」うえでお金は大切なものです。

それ以上に、社会貢献をして自分が社会の一員として存在する。

これこそが、「なぜ働くのか」という哲学的な問いに対して、ぼくが休学して出した答えです。

自分なりの働く理由を見出だすための3ステップ


「なぜ、働くのか」の理由が社会との接点を見い出すためといっても、抽象的すぎてよくわからないと思います。

そこでここでは、自分なりの働く理由を見い出すための具体的な3ステップをご紹介したいと思います。

①自分がモチベーション高く動いた経験をリストアップする

まずは、自分がモチベーション高く動いた経験をリストアップしてみましょう。

たとえば、それが部活動の経験なのか。
もしくは、文化祭や体育祭の経験なのか。

人それぞれ、モチベーション高く動いた経験はあると思います。

その経験をまずリストアップしてみましょう。

高校〜大学時代はもちろんのこと、小学校や中学校などの幼少期のことも含めて、思い出せる限り多くの経験を出してみてください。

②リストアップした経験の共通点を洗い出す

つぎに、リストアップした経験の共通点を洗い出してみましょう。

チーム一丸で取り組むことなのか。
楽しむことを優先していたのか。
それとも、多少苦しんででも結果にコミットしにいくことが好きなのか。

さきほどリストアップした経験の共通点を洗い出してみましょう。

こうすることで、自分がどういうことが好きで頑張れるのかという前提条件を知ることができます。

③洗い出した共通点をもとに、自分が社会にどう還元できるか考える

最後に、リストアップした経験の共通点を、自分がどのようにして社会に還元できるかを考えていきましょう。

自分が過去に頑張れた経験をもとに社会に対する還元の方法を考えることで、自分がどのように働いたら心地よく社会のためになれるのかがわかるからです。

たとえば、リストアップした経験が

・サッカー部でめちゃくちゃ頑張って、県大会に出場したとき
・文化祭でクラス一丸になって、1つの出し物を成功させたとき
・大学のサークルでイベントを成功させたとき

などだったとしましょう。

そうしたら、
「自分はチーム一丸で1つの目標に向かって走っていく少し体育会気質なところで、価値を社会に還元することができる」
という共通点を見つけられるかもしれません。

チームワークで何かをすることは、万人にあてはまる当たり前のことではない以上、あなただけしかできない社会貢献の形がそこに必ずあるということです。

つまりは、あなたが社会と接点をもち、そこに対して価値を貢献できるオンリーワンの存在になる鍵が、ワクワクした原体験の共通項に現れているということです。

自分だけの働く理由の見つけ方をもう一度整理すると、


①自分がモチベーション高く動いた経験をリストアップする
②リストアップした経験の共通点を洗い出す
③洗い出した共通点をもとに、自分が社会にどう還元できるか考える

というものです。

自分だけにしかない社会との接点を見い出すためにも、ぜひやってみてください。

みなさんが、自分なりの「なぜ働くのか」を考えるきっかけになっていれば幸いです。

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