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【6/8開催】BEYOND FESTIVALイベントレポート

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2019/06/12
イベントレポート

【6/8開催】BEYOND FESTIVALイベントレポート

6/8日にクリーク・アンド・リバー社にて、21卒生向けイベント・BEYOND FESTIVALを開催。

当日は300名近い熱量のある学生が北は北海道、南は鹿児島から参加してくれました。

参加してくださった方々、本当にありがとうございました!

今回はイベント当日の様子をレポートとして紹介します!

 

オープニング


まずはじめに、Beyond Cafe代表の伊藤カルロスからの言葉です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日は参加していただきありがとうございます!

僕が伝えたいのは『生産活動を楽しむ大人もいるんやで』ってこと。

まず、みんなが1番身近に感じる生産活動というとアルバイトやインターンがあると思います。

そこでお金を稼いで、旅行やおしゃれ、お酒などの消費活動で充実を求めている感じですよね。

でも、充実ってそれだけじゃない。

仕事をしていく中で人に感謝されたり、自分にできることが少しづつ増えることが嬉しかったり、同僚との達成感だったり。

そうした生産活動の中でも充実はあるということを実際に知って欲しいです。

でもみなさんの周りの大人は『仕事が辛いっていう人』も多いんじゃないでしょうか。

今は『働き方改革』という言葉が流行っていますが、僕は正直この言葉はイケてないと思ってます。

そもそも日本で夢中で働いている大人はたった6%しかいないんですよ。

そこで『働く時間を少なくして、プライベートの時間を楽しみましょう』としたところで、正直何も変わらないと思う。

だからこそ、人生の多くの時間を占める生産活動を夢中で楽しめるかが大事。

もちろん、消費活動もだいじです。家族との時間や人生を豊かにすることはたくさんある。

でもどっちかだけじゃなくて生産活動も消費活動もどっちも楽しんで欲しい。

ちなみに、ぼくはめっちゃ仕事楽しいです。

それは“Meet yourself”してるから。“Meet yourself”とは自分にとって働く意義を見つけること。

僕は7年後に小学校を作りたいと思ってます。

子供が7年後に小学生になるんですよ。だから自分で学校を作って『お父さんの学校と普通の学校どっちがいい?』って聞きたい。(笑)

そうやって“Meet yourself”するには、「自分を知ること」と「社会を知ること」が大事。

今日はその社会を知る部分。

今回は夢中で働く大人たちがたくさん来てくれているので、実際に触れ合ってぜひ有意義な時間にして欲しいと思います!

トークセッション


続いて、Talknote株式会社で初の女性取締役・和田 郁未さん、リクルートを経て、株式会社morichを起業された森本千賀子さん、法政大学田中研之輔教授によるトークセッションを行いました。
(御三方はツイッターでも発信してらっしゃるのでぜひそちらもチェックしてみてください!)

テーマは『組織で自分を活かして輝くためには!?』です。

田中教授ファシリテーションのもとトークセッションが進んでいきました。

以下はその概要です。

田中教授

改めて、よろしくお願いします!

もりちさん

よろしくお願いします!

和田さん

よろしくお願いします!

田中教授

それでは簡単にこれまでの経歴をお願いします!

和田さん

私は大学時代は比較文化の勉強をしていたので、その関係で北京大学に行ったりしてましたね。

就活に関しては親が厳しくて『女性はそんなに働くものでない』という方針だったのであんまりモチベーションがなかったです。

それであまり考えずにみずほのリース系の営業職に就きました。

和田さん

入ってみていざ実際に仕事をすると思った以上に楽しかったんですよね。

当時は婚活もしてたんですけど、婚活と違ってやればやる分だけ結果が出るし、会社にも周囲の人にも貢献できるし。

そこで“仕事を通じての自己実現”を実感するようになりました。

和田さん

そんな時に当時取引先だったTalknoteと出会いました。

社長と話していく中でいいなって思っていると「一緒にやらないか」って誘っていただけて。そうやってまだスタートアップ規模だったTalknoteに入りました。

親が厳しかったのでかなり反対されましたね。『それあなたがやる意味あるの?』って。

でも自分がやりたいことだったので、決断しました。

和田さん

大変だったけど、自分らしく働けてとても楽しかったです。結婚もできましたし(笑)

田中教授

なるほど、『環境に振り回されない』というのは1つポイントになりそうですね。

先ほどカルさん(Beyond Cafe代表伊藤)が言っていたように仕事を楽しむためには周りの意見や評価を気にせずに、自分がやりたいことをやらないと遠回りになりそう。

田中教授

もりちさんはどうでしたか?

もりちさん

私はまず大学選びをあまり深く考えずにしてしまったんですよね。

当時英語がそこそこできたので外国語学部に入学したんですが、3日でやばいと気づきました(笑)

周りに英語ができる人がたくさんいて(笑)

なので『就活では自分の強みが発揮できるフィールドに行こう』と慎重に考えてました。

人気ではなく、しっかり自分が戦える土俵を選んだ結果、女性×営業に行き着きました。

田中教授

なるほど、もりちさんも他人に振り回されずに、自分が活躍できるフィールドをしっかり自分で選んだ点が共通してますね。

そこから前職の転職エージェントに行き着いた理由はなんだったのでしょうか?

もりちさん

きっかけは父とある本との出会いですね。

私父が大好きでファザコンだったんですけど(笑)、当時父が脱サラして会社を立ち上げたんですよ。

田舎の中小企業ですから、ヒト・モノ・カネの特にヒトにかなり困っていたのを目の当たりにして。

それがあって、まずは中小企業のヒトの問題を解決したいなと。

もりちさん

あと1つは大学時代に図書館で読んだ本がきっかけですね。

それはアメリカの人材や雇用に関する本だったんですけど、終身雇用が当たり前な時代で『これからは場所を変え転職していくことで価値を上げていくことが当たり前になっていく』という内容で。

絶対日本もこうなると思ったので、自分自身そうした市場に関わりたいと思いました。

その2つの理由があって、あえてリクルートの子会社の転職エージェント事業の会社に入りました。

田中教授

あえて子会社にはいったんですね!

もりちさん

はい。入社式当日の配属予定の上司の言葉を今でも覚えていて、

それが『リクルートの看板を背負って仕事するな。個人で仕事できるようになれ』って。

田中教授

それは当時からしたらめちゃくちゃ先見の明がありますね!

もりちさん

ですよね。普通なら入社日とか『骨埋めろ!』とか言いそうなのに(笑)

それがすごい印象的だったので個人ブランドでもしっかり仕事ができるように意識して仕事に取り組むようになりました。

田中教授

お2人ともありがとうございます。

今の話を踏まえて学生さんも気になっていると思うんですが、組織で輝く前に自分らしさを確かめるコツというか、アドバイスとかって何かありますか?

もりちさん

私はまず自分を知ることだとおもいますね。それが全て。

自分で、もりちQ&A集を作ってエクセルでまとめてます。

好きな本、夢中になったこととかなんでも。いわゆる自己分析に近いですね。

そうやって、自分のWILLを突き詰めて考えることが習慣化したら直観力が磨かれ、自分が望むWILLのベクトルにキャリアが構築されていきます。

それが、クランボルツ教授がいう「計画的偶発性理論」
です。

それを寝る前の15分、1日の1%その時間に充てる。

自分が愉しかったこと、嬉しかったこと、ワクワクしたことを振り返る・・・

毎日やっていると自分のWILLの方向性が見えてくると思います。

和田さん

私ももりちさんと似ているんですが、今まで嬉しかったこととか達成したことリストをevernoteにまとめてますね。

あと好きなことリスト50とか。

そうしたことを考えていくうちに、やりたいこととやりたくないことの区別ができるようになってきました。

やりたいことはそこから好きになれる可能性はあるか、どうしたらやめられるかを考えてます。

そうやって好きなことややりたいことを考えてたら、いつの間にか好きなことに囲まれてましたね。

和田さん

あとは情報をしっかり取捨選択すること。今の時代って意識しなくても情報がすごい量入ってくるのでしっかり区別して整理しないと。

また、組織のことはいきなり考えなくていいんじゃないかと思います。

まずは自分が好きで得意なことをやって、組織に貢献することが1番の成果であり、自己実現だと思います。

やりたくないことはやらなくていい。Talknoteはそういう会社です。

もりちさん

今の和田さんの組織の話に絡めると、組織の力はたし算ではなく掛け算ですよね。

個人が好きなこと・得意なことを突き詰めて、それらがかけ合わさって成果になる。

一人でできることは本当に小さい。だからこそ組織の力をかりる。

社会に出る前って怖く感じるかもしれないけど、組織は全然怖くないしつまらなくもないですよ。

田中教授

本当にそうですね。それにもし最初に入った会社に違和感があったとしても、今日出会った企業さんと繋がっていればSOSが出せます。

世の中に楽しい会社はたくさんあるので、ちょっとでもやばいなと思ったらSOSを出していきましょう。

あとは潜在的可能性を信じている会社を探して欲しいですね。
大学生の時点でできることって限られてますし。

就活は学生の特権なので、今日の時間でなんでも聞いてくださいね。

田中教授

ありがとうございます!

最後に学生への応援メッセージをお願いします!

和田さん

自分の好き・嫌いを知って、好き・得意を伸ばせる会社を探して欲しいですね。

そのために自分のことを知ったら会社・社会を知ることが大切です。応援してます!

もりちさん

『自分はこうしたい』というwillをしっかり語れるようにしましょう。自分のやりたいこと、夢は言葉にしないと実現しません。

自分のwillが叶えられるかどうか、面談、面接を重ねる中でしっかり確認しましょう。

あなたのwillがかなえらえれる会社が絶対あるはずです。応援してます!

田中教授

お二人ともありがとうざいました!

就活がゴールではありません。選んだ選択肢を正解にするのは自分自身です。

これからしっかり自分と向き合って、自分の人生を充実させることができる会社と出会って欲しいと思います。

短い時間でしたが、ありがとうございました!

社会で仕事を楽しんで活躍する御三方のお話に、多くのメモを取る様子が見られました。

ぜひ『いい話聞いたな』で終わらず、少しづつでも実際に行動に移してもらいたいと思います!

企業LIVE


ここからは実際に働くを楽しんでいる熱意ある企業からの企業紹介セッション。

各社時間は短かったものの、熱のこもったお話をしてくださりました。

以下が当日参加企業となります。

(敬称略)
株式会社クリーク・アンド・リバー社
Talknote株式会社
パーソルテンプスタッフ株式会社
株式会社クレスト
日産自動車株式会社
アチーブメント株式会社
株式会社帝国データバンク
株式会社D2C
凸版印刷株式会社
株式会社MTG
GCストーリー株式会社
株式会社クイック
テモナ株式会社
PwCコンサルティング合同会社
三幸グループ
株式会社サイバーエージェント

次回8月3日のイベントにも様々な企業が参加します!

詳細、申し込みはこちらから!



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BOOTH TOUR


続いて、20分×5タームで各企業さんのブースを回るブースツアー。

自分の知らない企業の話を聞くことで、今までは知らなかった業界、企業に対して理解することができます。

学生さんもはじめは知らない企業の話を聞いていて、理解が追いつかなかったり企業に対してイメージがもてなかったりでしたが、話が進むにつれ

「こんな企業あったのか!今まで全然知らなかったけど、今日知れてすごいよかった!」

といった声が聞こえてきました。

2時間にもわたる長丁場、企業様・学生さん、お疲れ様でした!

MEET UP


最後は企業様、学生アンバサダーと参加学生のMEET UP!

企業の説明を聞いていく中で出てきた疑問や、聞いてみたいことやこれから始まる就活についての相談などなんでもざっくばらんにお話できます。

先ほどのBOOTH TOURとは一転、笑顔で和やかな雰囲気で進んでいきました。

学生から積極的に先輩達、企業の方へと話しかけ質問していく姿がたくさんみられました。

1時間半ほどの時間もあっという間。

学生さんの満足した表情が印象的でした。

参加していただきありがとうございました!


6時間にもわたる、BEYOND FESIVALもあっという間に終了となりました。

参加した学生さんに話を聞くと、

「熱意ある企業がこんなにたくさんあると知れてよかった」

「就活って怖いイメージがあったけど、今日来てみて楽しく就活できそうだと思った」

「企業、アンバサダーの方の対応がめちゃくちゃ丁寧で優しくてびっくりした。これから何をしていくべきかが明確になってよかった!」
など、多くの嬉しい言葉をいただくことができました。

改めて、参加してくださった学生さん、出展してくださった熱意ある企業様、そして朝から運営を手伝ってくれた学生アンバサダーの方々、本当にありがとうございました!

21卒学生に向けて、Beyond CafeではLINE@にて随時情報発信していくので、ぜひ友達追加をお願いします!

友だち追加

また、8月3日に開催する同じく21卒学生向けのイベントはここから申し込みできます!



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