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「かっこいい生き様って何だろう」 アクセラレータープログラムで未来を創る、KBC実行委員会代表の岩坂真聖さんとは

Detail
2017/12/18
インタビュー

 

岩坂真聖さん
KBC実行委員会の代表としてリーダーシップを発揮し、より魅力的な起業家を育成するために日々活動されている岩坂さん。
団体活動において多大な支持を獲得するほどのカリスマ性を持つ彼だが、どのような幼少期~現在までを過ごしていたのか。岩坂さんに話を伺った。

1.スポーツと竜馬が大好きな少年、身も心も成長して抱いた志

── 活動内容について教えてください!

岩坂さん:KBC実行委員会は、「慶應義塾からアントレプレナー精神溢れる人財を輩出し、未来への先導を果たす新事業を世界へ創出する」事を目標に掲げ、2006年に設立された起業支援団体です。
活動内容としては、アクセラレータープログラムを主催しています。約3ヶ月間のプロダクト開発に注力した実践的な起業支援プログラム「KBC Business Leverage」を企画・運営。
現在では、短期間でより飛躍的な事業成長を目指し、プログラムを「KBC Students Accelerator Program」と改称して、コンテストを運営しています。

── ありがとうございます!岩坂さんはどんな子供でしたか?また大学に入るまで何をされてきましたか?

母によると、かなり能天気で、どこにいても常に自分のしたいようにできる子供だったみたいです。
とにかくやんちゃでした。(笑)また、親戚のおじさんが元スポーツ選手だった影響もあって、小さい頃からスポーツが大好きでした!特にサッカーに熱中していました。

そして中学校に進学し、僕の価値観を大きく変える出会いがありました。「竜馬がゆく」という本を読んだのですが、竜馬の生きざまに感化され、自分も自分の信じるかっこいい人生を生きようと考えるようになりました。これは今でも自分の軸になっています。
またこの頃から、経営者の父の影響もあって、ビジネスに関する興味が沸きました!

高校に入学してからはサッカーに熱中する傍ら勉学にも励むようになりました。高校はコース別に学習進度が変わっていて、難関大学を目指す進学コースもあったのですが、僕はそこには属さず3年間を過ごしました。
進学コースから早慶を目指すのが定番ですが、結果学校の中で僕だけしか慶応に受かった子がいませんでした。進学コースに対して劣等感を抱くこともありましたが、逆にその悔しさをエネルギーに変えて結果を残せたのだと思います。

また高校在学中に、ハワイに短期留学に行きました。
というのも当時たまたま父親との話題に上がっていたハワイでの起業がどのくらい叶えられそうか、現場を見て考えようと思ったのです。
また竜馬に影響を受けたのもあって漠然と海外に憧れを抱いていました。ですが実際留学に行ってみて、あらゆるところを見て回った結果,ハワイでの起業を断念しました。そのため海外の大学にいくか日本の大学に進むかかなり悩みました。ですが、先ほども言った劣等感による見返したい気持ちも有り余っていましたし、自分自身が無意識に日本での受験戦争から逃げている気がしたので、日本でのトップ大学を目指して受験しようと決意しました。

 


2.受験を乗り越え大学へ、がむしゃらに頑張ることで見えてきた世界


── 悔しさや甘えをバネにすることで目標を達成していったのですね、すごいですね・・・慶応に入ってからはどう過ごされていましたか?

毎日ひたすら何かを頑張っていました!運動サークルにも勤しみましたし、留学、留学準備のために勉学にも励みました。というのも、頑張る中で自分が本当にやりたいことは何か、見つけたかったのです。

印象的だったのは、大学1年生の夏にボストンに留学に行った事です。ハーバード大学やMITやタフツ大学を訪れましたが、ここでは自分よりも凄い経歴や才能を持っている方が数えきれない程いて、毎日刺激になりました。
世界各国から訪れる学生さんと多く交流していたのですが、どの学生も国を背負う覚悟で自分の今後のキャリアを考えていました。
自分が今までどれだけぬるい過ごし方をしていたか思い知らされたと同時に、自分のかっこいい生き様のためにもっとキャリア、特にビジネスに関してアプローチしなければと考えるようになりました。

留学での気付きを得て、秋からは教育系のベンチャー企業で長期インターンをはじめました。現在までイベント企画を中心に携わらせて頂いています。ですがインターン行きながらもまだ自分自身、全力を出し切れていないと考えていました・・・。
不完全燃焼でしたね。高校の受験期のように、目標に対してフルコミットで挑めていないなと感じていました。すごく物足りなかったです。

── 自分がインターンにそこまで注力できていないことが嫌だったのですね、意識し始めてから何か行動されましたか?

インターンを始めたすぐ後に、KBC実行委員会の代表に立候補し、就任しました。

 

3.KBC実行委員会での挑戦、代表としての役割そして岩坂さんの夢

KBC実行委員会では、毎日充実して過ごせています。また新しい気付きもありました。自分の果たせたことは他の人でもできるんだという意識を持てるようになったのです。1年生から留学に行くことやインターンを始める事は、他のコミュニティでは珍しくても、KBC実行委員会では決して珍しくありませんでした。そんなコミュニティだからこそ、充実しているのだと思います。団体として・個人として高みを目指すことができ、フルコミットでKBC実行委員会に携わることができています。

── いい雰囲気なんですね!今後は代表として、団体・自分をどのようにしていきたいなどありますか?

KBC実行委員会に関しては、団体のブランド化をしていきたいと思います。外部で多くの結果を残し続け、慶応の中でも憧れるような団体を形成したいのです。
そのために新たな試みも行っています。KBC実行委員会は最初の7年は、「Keio Business Contest」を企画・運営していました。そして3年前に「Keio Business Leverage」へ名称変更をし、内容もアクセラレータープログラムへ変更、今年度には「KBC Students Accelerator Program」へと名称変更をしました。

── 内容を変える必要性はなぜ出てきたのでしょうか?

やはり、短期に集中して、より質のいいビジネスプランを生み出す必要性を感じたからです。
学生をアクセラレイトする(= Students Accelerator)との意味を込めて、新しいプログラムを作りました。プログラム内の期間短縮、また技術系メンターの方を以前より多くお呼びし、リーンスタートアップという最低限のコストと短いサイクルで、仮説の構築と検証を繰り返す手法を用いり、参加者の試作品作成における障害を減らしました。

また、コンテストを開催するだけでなく、KBC実行委員会として外部のコンテストにも参加しています。
以前にはIdea to Product Global Competition(I2P)で世界一を獲ったり、MIT-GSWというMITの学生団体がホストになって行われるカンファレンスに出場、またSFC Award 2010で受賞した経験があります。
今後も数々のコンテストで表彰されるよう、高めていきたいと思います。

僕個人としての今後に関しては、最終的に起業したいと思っています。
父の会社を継ぐのではなく、自分で事業を起こしたいです。また起業するまでに、修士課程を目指して勉強しようとも考えていますし、シリコンバレーに留学して経験も積みたいとも考えています。とにかく可能性があるなら何でもやりたいので、今はこれ!と決めつけず広い視野で未来を考えたいです!

── 大学1・2年生へメッセージをお願いいたします!

何をやるにも、ただなんとなくやるより目的をもってやってください。
目標を持つ事が決断力の速さに繋がります。しかしすぐ決断に至るのではなく、何故それをやりたいのか、1つ1つ慎重に選択することも忘れないでほしいです。
私たちには選択の自由があります。可能性は本当に無限なので、慎重に目標を掲げて行動に移していってください。

―――――岩坂さん、ありがとうございました!

 

 

岩坂さんが代表を務めるKBC実行委員会は、「慶應義塾からアントレプレナー精神溢れる人財を輩出し、未来への先導を果たす新事業を世界へ創出する」ことを目指し、アクセラレータープログラムを企画・運営をしている非営利学生団体です。
団体自らが外部コンテストに参加するインプットの精神も持ち合わせており、常に質のいいコンテストになるよう日々活動されています。起業家を目指されている方・今の自分よりももっと成長したい方、ぜひ最先端のビジネスコンテストを運営するKBC実行委員会を知ってください!下記のURLからどうぞ!コンテストにでて自信をつけてみませんか?

【KBC実行委員会HP】
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【KBC実行委員会Twitter】

 

 

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