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「きっかけを与えられる人間になりたい」ーーダンス一筋だった宮崎杏樹さんが、BEYOND CAFEで3か月働いて感じること。#インターン生インタビュー

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2018/01/23
インタビュー

昨年の10月からBEYOND CAFEでインターンをしている宮崎杏樹さん。学生時代のほとんどをダンスに費やし、先月まではダンスとインターンを両立していました。BEYOND CAFEでインターンを始めてから現在3か月。働いて感じることや自分自身の変化についてインタビューしました。

 

▲宮崎杏樹さん

 

「ダンスをしているときだけは、新しい自分でいれた」

―――ダンスはいつからされているんですか?
小学校3年生のときからです。当時は毎日ダンススクールに通っていました。中学でも同じスクールに通い続けて、一日のサイクルは、授業、部活、スクール、YouTubeでダンスを見る…という感じです。

高校時代は平日部活でダンス、休日はスクールでダンス、という生活。大学では、昔から憧れていたダンスサークルに入ることもできました。全国大会で優勝するようなレベルの高いチームだったので、ストイックな厳しい環境でした。

―――そこまでダンスに打ち込んだ理由は何だと思いますか?
小さい頃は人前が苦手だったんですが、ダンスを始めてから、周りの人に「舞台の上では違う人みたい」と言われたんです。ダンスをしているときは、いつもと違う自分でいられることが楽しくて、のめりこんでいったんだと思います。

―――ダンスを辞めたいと思ったことや、つらかった経験はありましたか?
高校の部活ではダンス経験者が自分だけという環境だったんです。でも、大学生になって飛び込んだサークルは、ダンスが上手な人ばかりで、相対的に自分のレベルが下がってしまって。高校時代までずっと「ダンスが得意」と言ってきたのに、大学時代は頑張っても変わらない現状に耐えられなくなって、一度ダンスから離れました

でも、BEYOND CAFEがきっかけで、またダンスに戻る決意ができたんです。12月にサークルを引退したんですが、きちんと引退できたのもBEYOND CAFEのおかげです。

 

▲宮崎さんが打ち込んできたダンスパフォーマンスの様子

「BEYOND CAFEに出会って、自分を変えたいと思った」

―――BEYOND CAFEとの出会いはどのような感じでしたか?
知人が代表の杉岡さんと知り合いだったので、杉岡さんとお話しする機会をいただきました。まず、「君はなにがしたいの?」と言われて。当時私はダンスから離れていて、色々やってみたものの「何か違う」と物足りなさを感じていた時期でした。

自分の思いを伝えたら、杉岡さんはアドバイスではなく、自分はこうやってきたと、ご自身のことを話してくださったんです。話を聞いているうちに、どんどん惹かれていって。気づいたらここにいました(笑)。

―――現在どんな業務を担当していますか?
私のいるマーケティングチームは、SNS投稿や集客、イベント紹介など、学生に活動を知ってもらい、彼らが変わるきっかけを与えるのが主な仕事です。学生からお礼のメールをもらうことがあるんですが、きっかけを与えることができたと思うと本当にうれしいし、やりがいを感じられます。

マーケティングチームだと、ふだん直接学生と接する機会があまりないんですが、だからこそ、積極的に話しかけるように心がけています。イベント後には「自分自身の課題は見つけられた?」など、学生が自分自身に向き合うきっかけを与えられる問いかけをするようにしています。

―――働く環境はどうですか?
自分から「これがしたい!」と言ったことに対しては、みんながアドバイスをくれて、寄り添って考えてくれます。目標を達成したら一緒に喜んでくれるんです。

代表の杉岡さんをはじめ、スタッフはみんな楽しそうに働いています。ここに来ると、みんなが明るく話しかけてくれるので、自然とポジティブな自分でいられるんです。

一人ひとり目標を公言している点も私の好きなところ。それを体現する姿も見届けられる環境です。スタッフの人数が少ないからこそ、お互いのことがよく見えるんだと思います。

―――働く前と比べて、自分自身の変化はありますか?
自分のことを考えるようになったことです。昔から「人のためにこうしたい」と考えてきたんですが、社員の方に「for you と for me を考えるように」と言われたんです。今までに自分に焦点を当てることはあまりありませんでしたが、自分のためにどうすればいいかを考えるようになりました

この視点はどんな場面でも必要だと思っています。ダンスでもそうですし、今後就職してもきっと役に立つと思います。いまは、「人のためにこうしたい」、「自分のためにはこうしたい」という二つの目標を持つようにしています。

「BEYOND CAFEは、もう一度ダンスと向き合うきっかけをくれた場所」

―――ダンスに戻れたきっかけも、BEYOND CAFEなんですよね。
BEYOND CAFEに出会っていなかったら、ダンスに悔いを残したままだったかもしれません。昔から一つのことしかできないタイプだったので、これからはインターンを頑張ろうと思っていたんです。

ダンスに戻れたのは、「インターンとダンス、両方頑張ればいいじゃん」という杉岡さんの一言がきっかけでした。周りに両立させている人もいなかったし、自分もそんなふうに考えたことはありませんでした。両方頑張ると決めて、12月にサークルを引退するまで、忙しかったけど、毎日ものすごく充実していました。

―――BEYOND CAFEでどんなことを学びましたか?
厳しい環境にいることの大切さです。ダンスでは、レベルの高い人には敵わないと、最初からどこか諦めているところがありました。BEYOND CAFEで、目標に向かって頑張り続ける経験を通して、「悔しい」と思えることは、自分が一生懸命頑張ってきたからだと思ったんです。厳しい環境で頑張ることが自分には合っていると気付けたし、いまでは「悔しい」という感情がモチベーションになっています。

「きっかけを与えられるようになりたい」

―――BEYOND CAFEを通して、どんな自分になりたいですか?
私がダンスに戻るきっかけをもらったように、私もここで学生にきっかけを与えられる人間になりたいです。抱えている悩みや状況は一人ひとり違うので、それぞれに合ったきっかけ作りをしたいと思います。

先月まではダンスとの両立だったんですが、今月からはBEYOND CAFEにより多くの時間を費やせるので、今月は、悔しいと思えるほど自分を動かそうと思っています。苦しい思いをすることもあるかもしれませんが、マイナスな言葉を言わない自分でいたいです。

まだインターンを始めて3か月ですが、この短い間にもいろいろと変化を感じてきました。このスピード感であと1年過ごせると思うと、インターンを終える頃にはどんな自分になっているのか、本当に楽しみです。

―――最後に、学生にどんなことを伝えたいですか?
まずは、就職をゴールにしてほしくないということです。そして、自分らしさを受け入れて、自分で自分の道を選べる人になってほしいと思います。いまはやりたいことが明確でなくても、ここに来れば目標や気持ちの変化が生まれるかもしれません。そういう希望を持ってBEYOND CAFEに来てほしいです。BEYOND CAFEに出会う前と後で、自分自身がどんなふうに変わったかを感じてもらえるとうれしいです。

 

 

宮崎さんが、厳しい環境下でもダンスを頑張ってこれた理由は、悔しい思いをするたびに「こうしたい、こうなりたい」という目標に立ち戻っているからだといいます。今月は、「悔しいと思えるほど頑張る!」を目標に掲げて奮闘中だそう。1年後が楽しみです。

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